(1) 地下水の利用用途
(2) 地下水利用の利点
◆あなた専用の井戸をもつメリット◆
■水道代大幅削減■
2ヵ月に一回の高い上(下)水道料金請求書を見ていやいや払っていませんか? 個人、法人の土地の地下に井戸を掘って地下水を揚げれば、もうそんなわずらいからさよならです。市区町村の水道課に非常に高い水道使用料金を支払う必要がなくなります。劇的に安くなります!! さらに、自治体によっては、井戸または揚水施設を新設する際、助成金交付制度があります。例えば、埼玉県飯能市等では、100万円を上限に助成金が交付されます。また工業用水に関して言えば、例えば法人の会社が2か月で500トンの水道水を使った場合、埼玉県狭山市の例で、上水道だけで基本料金含めて120,000円位、下水道料金を含めれば倍の240,000円、年間でそれぞれ720,0000円、1,440.000円になります。井戸を持っていれば、揚水ポンプの電気代、井戸のメインテナンス費用(1-3年に一回程度)、ポンプの入れ替え工事(10年位に一回)だけで済みます。単純計算で、新設井戸設置工事にかかった費用は、3-6年位で償却できます。その後は主に電気代のみです。
■非常事態時にも使える■
井戸をもっていれば、もし先般の東北地方太平洋沖地震のような巨大地震があなたの住む地域に発生し、ガス、電気、水道等のライフラインが崩壊しても水だけは確保できます。ただし、以下の物を常備しておいてくださいー発電機、水をいれる容器、一週間分位の発電機用燃料―。近所、近隣の人にも水を分けてあげることができお互いの命を守れます。水なしでは人は生きていけません。
(3)地下水の用途に対する水量の目安
地下水用途別 | 水量(~リットル/分) | 記事 |
散水、洗車、トイレ、お風呂 | それぞれ13リットル/分 | 一家庭の場合約40L/分必要 |
非常、災害用(家庭~マンション) | 13~200リットル/分 | 発電機が必要 |
一般工業用水、一般企業 | 50~500リットル/分 | 揚水施設届出が必要 |
農業用水(灌漑、園芸、温室栽培) | 13~500リットル/分 | 小規模~大規模農地 |
食品工場、浴用、学校 | 50~500リットル/分 | 水質検査に適合が必要 |
冷却用、鉱業用、生コンクリート用 | 100~500リットル/分 | 揚水施設届出が必要 |
※蛇口1本から出る水量はおおよそ毎分10~13リットルです。
※水量が若干足りない場合、地下水を地上に設置した受水槽にいったん溜め、その水を別のポンプで送る方法もあります。